くるまにあ通信管理人のタケです。
恥ずかしい話なんですけど、僕、大学の卒業式の日にバッテリーを上げたことがあります。
卒業式のあと、友達と「最後にみんなで飯行こう」ってなってショッピングモールに寄ったんですよ。で、楽しく過ごして、しばらく会えなくなるね、元気でねってバイバイしようとしたら。
エンジンかからない。
ライトつけっぱなしでした。
うわ、まーじか…。この空気でこれか…。
あのときの恥ずかしさはほーんとに忘れられないです。結局その場にいた友達の車で助けてもらったんですけど、当時はブースターケーブルのつなぎ方なんて誰も知らなくて。たまたま友達の1人が「赤からつなぐんじゃなかったっけ?」って言って、なんとかなりました。
今回は、あの日の僕みたいにパニックにならないように、バッテリーが上がったときの対処法をまとめます。
バッテリーが上がったら、まずやること 🔋
エンジンかけようとして「カチカチ…」しか言わない。もしくはセルの回りがめちゃくちゃ遅い。これはほぼバッテリー上がりです。
やることは2択。
① ブースターケーブルで別の車から電気をもらう
② ロードサービス(JAF等)を呼ぶ
ケーブルを持ってて、助けてくれる車がいるなら①。なければ迷わず②です。あの日の僕はたまたま友達がケーブルを持ってて①で助かったんですけど、もし誰もいなかったら間違いなく②でした。変に頑張らずプロに頼るのは全然アリですよ。
ちなみになんですがー、JAFの電話番号は「#8139」(シャープハイサンキュー)。年中無休の24時間対応です。会員なら無料で来てくれます。非会員だと21,700円かかるので、入ってない人はこの機会に検討してもいいかもしれません。
詳しくはJAFロードサービスの電話番号ページをどうぞ。
ブースターケーブルのつなぎ方|順番がめちゃくちゃ大事 🔌
ここ、間違えると最悪バッテリーが爆発します。冗談じゃなく本当の話です。
なので順番をしっかり覚えてください。
つなぐ順番
| 順番 | ケーブルの色 | どこにつなぐ |
|---|---|---|
| 1番目 | 赤(+) | 上がった車のバッテリー プラス端子 |
| 2番目 | 赤(+) | 救援車のバッテリー プラス端子 |
| 3番目 | 黒(−) | 救援車のバッテリー マイナス端子 |
| 4番目 | 黒(−) | 上がった車のエンジンの金属部分 |
覚え方は「赤が先、上がった車から」。
で、4番目がポイントです。上がった車の黒ケーブルは、バッテリーのマイナス端子じゃなくてエンジンの金属部分(ボルトとか)につなぎます。
なんで?って思いますよね。バッテリーの近くって水素ガスが発生してるんですよ。そこでケーブルをつないだときの火花で引火する可能性があるんです。だからバッテリーから離れた金属部分に接続します。
つないだ後の手順
①救援車のエンジンをかけて、回転数を少し上げる(2,000回転くらい)
②そのまま1〜5分待つ
③上がった車のエンジンをかける
④かかったらケーブルをつないだ順番と逆に外す(4→3→2→1)
⑤エンジンを切らずに30分以上走る(充電するため)
⑤がけっこう大事で、アイドリングだけだと充電が足りません。ちゃんと走ってください。
バッテリー上がりでケーブルがないときの対処法
ブースターケーブルなんて普段から積んでない人のほうが多いと思います。僕も卒業式のあの日、もちろん持ってませんでした。そんなときの選択肢がこちら。
| 方法 | 費用の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| JAF(#8139) | 会員:無料 / 非会員:21,700円 | 24時間対応 |
| 任意保険のロードサービス | 無料(付帯してる場合) | 保険証券を確認 |
| ジャンプスターター | 本体5,000〜15,000円 | モバイルバッテリー型。1人で解決できる |
| 近くのガソリンスタンド | 1,000〜3,000円くらい | 対応してくれないスタンドもある |
意外と知られてないんですがー、任意保険にロードサービスが付いてることが多いんですよ。JAFに入ってなくても、自分の自動車保険の内容を確認してみてください。バッテリー上がりは無料対応って書いてあるケースがまあまあ多いです。
あと、最近はジャンプスターターっていうモバイルバッテリーみたいなやつがあって、これ1個でエンジンかけられます。Amazonで5,000円くらいからあるので、心配な人はグローブボックスに1個忍ばせておくといいですよ。
バッテリーやジャンプスターターの選び方はオートバックスの公式サイトあたりが参考になります。
バッテリー上がりの対処まとめ
- JAFは #8139(会員無料、24時間対応)
- ブースターケーブルは「赤が先、上がった車から」
- 黒の最後はエンジンの金属部分に(バッテリーのマイナスじゃない)
- エンジンかかったら30分以上走って充電
- 任意保険のロードサービスも要チェック
ここからはまにあ編!🔍
さて、ここまで読めば出先でバッテリーが上がっても大丈夫なはず。ここからは、そもそもなんで上がるんだよって話をまにあ目線で掘っていきます。
そもそもなんでバッテリーって上がるの?
原因をまとめるとこんな感じです。
| 原因 | どういうこと |
|---|---|
| ライトの消し忘れ | ヘッドライト・室内灯・ハザードのつけっぱなし。ダントツで多い |
| 半ドア | 室内灯がつきっぱなしになる |
| エンジン切った状態でエアコン・ナビ使用 | ACC状態で電装品を使い続けるとすぐ上がる |
| 長期間乗らない | 2週間〜1ヶ月放置すると自然放電で上がる |
| バッテリーの寿命 | 一般的に2〜3年で劣化。3年超えたら要注意 |
| 冬の寒さ | 気温が低いと性能が30〜50%落ちることもある |
僕がやらかしたのはまさに1番目、ライトの消し忘れです。最近の車はオートライトが主流だからマシになってきてますけど、当時はまだ手動だったんですよね。
ちなみに、JAFの出動理由でバッテリー上がりは毎年ダントツの1位です。全体の約4割がバッテリー関連。そんなに多いんだ…って感じですけど、それだけ誰にでも起きるってことですね。
詳しくはJAFのロードサービスデータで確認できます。
バッテリーが弱ってきたサイン
いきなり上がる前に、だいたい予兆があります。
いちばん分かりやすいのはエンジンのかかりが悪くなること。キュルキュル…が長くなったら黄色信号です。僕のスイスポも3年超えたあたりから朝イチのセルの回りが明らかに遅くなって、あ、これそろそろだな…ってなりました。
他にもこういうサインがあります。
| 症状 | どういうこと |
|---|---|
| ヘッドライトが暗く感じる | アイドリング時にとくに顕著 |
| パワーウインドウの動きが遅い | 電圧が下がってモーターの回転が落ちてる |
| アイドリングストップしなくなった | バッテリー電圧が低いと車が自動でOFFにする |
| 時計やオーディオの設定が飛ぶ | 電圧低下でリセットされてしまう |
3年以上使ってるバッテリーでこういう症状が出たら、なるべく早めに替えたほうがいいです。出先で上がるよりマシだからね…。
バッテリー交換ってどれくらいかかるの?
| 車種 | バッテリー代の目安 |
|---|---|
| 軽自動車 | 5,000〜15,000円 |
| 普通車 | 10,000〜30,000円 |
| アイドリングストップ車 | 15,000〜40,000円 |
工賃はカー用品店で買えば500〜1,500円、無料のところもあります。古いバッテリーの処分も無料で引き取ってくれます。
アイドリングストップ車は専用バッテリーが必要で、ちょっと高いです。頻繁にエンジンを止めたりかけたりするから、バッテリーへの負荷が大きいんですよね。
ジャンプスタートでやっちゃダメなこと
最後にこれだけは覚えておいてほしいやつを。
・赤と黒を間違えてつなぐ → ショートして電装品が壊れる。最悪バッテリー爆発
・ハイブリッド車やEV車を「救援する側」にする → 多くのメーカーが取扱説明書で禁止しています。大電流が流れてヒューズが切れたり、システムに異常が出る可能性があるためです。ただし救援「される側」はOK。自分の車が救援に使えるかどうかは、取扱説明書を確認してみてください。
・バッテリーが膨らんでる状態でジャンプスタート → 爆発の危険
・トラック(24V)と普通車(12V)をつなぐ → 電圧が違うので絶対NG
とくにハイブリッド車の話は知らない人が多い気がしてます。隣にプリウスが停まってたとしても、気軽に「電気ちょうだい」って言えないんだな…って思うと、やっぱりジャンプスターターの常備がいちばん確実ですね。
あの卒業式の日、友達がガソリン車に乗ってたから助かりました。もしみんなハイブリッドだったら…と思うとゾッとします。
バッテリー上がりは誰にでも起きます。備えておくなら、ジャンプスターターを1個買って車に積んでおくのがいちばん手軽かなと。5,000円でお守りが買えるなら安いもんです。
それでは、今日もいい道を。


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