くるまにあ通信管理人のタケです。
今日は税金の話です。税金って聞くだけでちょっとテンション下がるけど…。でもこれ、車買おうとしてる人にはめっちゃ大事な話なので。
2026年4月1日から、車を買うときにかかってた「環境性能割」という税金が廃止になりました。
もともとは「2年間凍結」っていう話だったんですけど、国民民主党が「凍結じゃなくて廃止にしろ」と押し込んで、最終的に正式に「廃止」になった経緯があります。ただ、2028年以降に代わりの制度が出てくる可能性はゼロじゃないので、永久になくなったかはまだわからないんだよな…。
環境性能割って何?っていう人も多いと思うんですけど、ざっくり言うと「車を買ったときに、燃費の良し悪しで0〜3%の税金がかかる」っていう制度です。2019年に消費税が10%になったタイミングで、それまでの自動車取得税に代わって導入されたやつ。
たとえば300万円の新車を買ったら、燃費基準の達成度によって最大で8万円くらい取られてたんです。トヨタのヤリスGだと約5万円。地味に痛い…。
それが4月1日からゼロになりました。ガソリン車だろうがEVだろうが関係なく、全部ゼロ。
どれくらい変わるか、ざっくりまとめるとこんな感じです。
| 車両価格の目安 | 3月まで(税率3%の場合) | 4月から |
|---|---|---|
| 200万円 | 約5.4万円 | 0円 |
| 300万円 | 約8.1万円 | 0円 |
| 500万円 | 約13.5万円 | 0円 |
※ 環境性能割は車両価格そのものじゃなく「取得価額」(車両価格の約9割)に対してかかるので、実際の金額はこのくらいになります。税率3%はガソリン車で燃費基準の達成度が低い場合の最大値。EVやハイブリッドはもともと非課税〜1%だったので差は小さいです。
廃止の理由はいくつかあるんですけど、一番大きいのは「消費税との二重課税じゃないか」ってずっと言われてたこと。車を買ったら消費税10%払って、さらに環境性能割で最大3%取られる。合計13%。まーじでキツいですよね。さすがにそれはどうなの…っていう声がようやく届いた形です。
あとはアメリカの関税問題で自動車業界が厳しくなってることとか、物価高で消費が冷え込んでることとか、まあ色々重なった結果ですね。
ただ、手放しで喜べるかっていうと、そうでもない。
ちなみになんですがー、落とし穴がひとつあります。エコカー減税の基準が厳しくなってる。
エコカー減税っていうのは、車検のときに払う重量税が安くなる制度で、こっちは2028年4月末まで延長されるんですけど、燃費基準の達成ラインが段階的に引き上げられます。今まで「免税」だったハイブリッド車が、2026年5月以降の車検では「軽減」に格下げされるケースが出てくる。
買うときは安くなったのに、車検で回収されるって…。
さらに言うと、EVにはこれから新しい税金がやってきます。2028年度から、EVにも重量に応じた自動車税が導入される予定。今までEVはガソリン税を払ってないぶん税制面でかなり優遇されてたんですけど、そろそろ「EVも道路使ってるんだから払ってね」という流れです。
このブログで何度かEVの話を書いてきましたけど、eエブリイの記事やAFEELAの記事でも感じたのは、EVを取り巻く状況がほーんとに目まぐるしく変わるなということ。税制もそう。今お得でも2年後にはまた変わってるかもしれない。
で、結局どうなのかっていうと、「環境性能割がなくなって車は買いやすくなった。でもエコカー減税は基準が厳しくなるし、EVには新しい税金が来る。トータルで見ないと損得はわからない」っていうのが正直なところです。
僕の感覚としては、車の税制って「ひとつ減ったと思ったら別のが生えてくる」の繰り返しな気がしてて。自動車取得税がなくなったら環境性能割ができて、環境性能割がなくなったらエコカー減税の基準が厳しくなって。いたちごっこだよなあ…。
僕もこの前ジムニーの見積もり見たときに、環境性能割の欄があったんですよ。あれがゼロになるなら、もうちょっと待てばよかったかも…とか一瞬思いました。まあ買ったタイミングに後悔しても仕方ないんですけどね。
あと、前に軽自動車がなぜ660ccなのかって記事で維持費の比較もしたんですけど、軽は普通車より税金面で優遇されてるぶん、環境性能割の影響は普通車のほうがデカいです。普通車を検討中の人は特に恩恵が大きい。
今まさに車を買おうとしてる人にとっては、環境性能割がなくなったのは間違いなく朗報です。3月に駆け込みで買わなくてよかった人、おめでとうございます。
税率の詳しい計算方法なんかは、おとなの自動車保険(ソニー損保)のサイトや、ガリバーのサイトにわかりやすくまとまってるので、車の購入を検討中の方はそちらもチェックしてみてください。
それでは、今日もいい道を。


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