燃費を良くする運転テクニック|ふんわりアクセル・空気圧・空気抵抗の合わせ技で2割節約できる話

車の豆知識

くるまにあ通信管理人のタケです。

給油のたびに「うわ、また5,000円超えたわ…」ってため息ついてません?ガソリン代の高止まりが続くなか、運転テクで燃費を稼ぐっていうのは、いまや自衛策のひとつだと思うんです。

で、調べてみると、経産省・環境省・国交省・警察庁の4省庁が連名でやってる「エコドライブ10のすすめ」っていう公式キャンペーンがあって、数値の根拠までちゃんと載ってるんです。各項目の効果は単純加算できないですけど、運転環境や車種によっては、複数の対策を重ねることで10%台から2割近い改善が見込める場合もあるとされてて、これはまーじで馬鹿にできない。

今回は効果が大きい順に並べ替えて、本当に意味があるテクだけまとめてみました。

🚗 燃費を良くする運転テクニックの基本

公式の「エコドライブ10のすすめ」を効果が大きい順に並べ直すとこんな感じです。

テクニック 燃費効果の目安 難易度
ふんわりアクセル(e スタート) 約10%改善
エアコンの使い方を見直す 条件次第で約12%変わる場合あり
不要なアイドリングをやめる 10分で約130cc節約
タイヤ空気圧を適正に保つ 約2〜4%改善
不要な荷物を下ろす 100kg下ろせば約3%改善
加減速の少ない運転 約2〜6%改善
早めのアクセルオフ 約2%改善
渋滞回避・余裕の出発 状況による

出典:経産省・環境省・国交省・警察庁「エコドライブ10のすすめ」

各項目の効果は単純加算できないんですけど、複数を重ねて10%台後半〜2割近い改善が見込める可能性があるとされてます。ただ運転習慣を一気に全部変えるのは無理なので、効果がデカいやつから順番に組み込むのがおすすめ。

ふんわりアクセル「eスタート」が一番効く

これが効率最強です。

「ふんわりアクセル」って言葉、最初聞いた時はーんとに何かのCMかと思いましたが、経産省の公式用語なんですよね。正式名称は「ふんわりアクセル『e スタート』」。具体的には発進してから最初の5秒で時速20km程度を目安に、ゆっくり加速する。これだけで約10%の燃費改善といわれてます。

10%って小さく見えるかもですけど、年間ガソリン代が10万円の人なら1万円の差。月にしたら800円ぐらい変わってくる感じ。

ちなみになんですがー、信号待ちから青になった瞬間に、つい気合入れてアクセル踏みたくなるんですよね。僕はスイスポに乗ってるのでターボの加速が気持ちよくて、特にそうなる。でも一度「eスタート」を意識して1タンク走ってみたら、満タンからの航続距離が普段より40〜50kmぐらい伸びたんです。えっ、こんな変わる? って素直にびっくりしました。

ジムニーは元々重くて空気抵抗もある四駆だから、ふんわりアクセル意識しても劇的には変わらないんですけど、それでも違いは出ます。

速度を一定に保つ・早めのアクセルオフで燃費アップ

加減速の少ない運転で燃費が変わります。

ポイントはこの2つ。

  • 車間距離をしっかり取って加減速を減らす(市街地で約2%、郊外で約6%変わる可能性)
  • 信号や前車に近づいたら早めにアクセルオフ(約2%改善)

「2%か…」って思うかもですけど、これが地味に効きます。信号の手前で「あ、赤になりそうだな」って気づいたら早めにアクセルを離す。フットブレーキを最後にちょっと踏むだけ。これでフューエルカット(燃料供給がカットされる状態)が長く続いて、ガソリンの消費がほぼゼロになります。

高速道路ならさらに効果デカい。ACC(アダプティブクルーズコントロール)を使って一定速度をキープするだけで、人間の右足の細かい変動が消えて燃費が伸びます。

僕は東名で90km/h巡航と100km/h巡航を比べたことがあるんですけど、距離が同じでも消費が違って、90km/hのほうが満タン後の航続距離で40〜60km伸びた感覚があった。空気抵抗は速度の二乗で増えるって話なので、これはまあまあ筋が通ってる気がしてる。

エアコン・アイドリング・荷物の見直しで燃費を稼ぐ

ここは「日々の習慣」で稼ぐパートです。

項目 燃費への影響 対策
A/C ON 約12%悪化する条件あり 暖房のみならA/C OFFが基本、設定温度も見直す
アイドリング 10分で約130cc消費 待ち合わせ・荷物の積み下ろし時のアイドリングを避ける
100kg余分な荷物 約3%悪化 普段使わないものは下ろす

出典:経産省「エコドライブ10のすすめ」

10分で130ccってわかりにくいですけど、レギュラー170円換算でだいたい22円。1日10分のアイドリングを30日続けたら660円、1年で約8,000円。ここまでくると無視できない金額になります。

ただし注意点として、交差点の信号待ち・先頭車両付近・坂道などで手動でエンジンを切るのは安全上NG。やるなら、安全に停めた状態の「待ち合わせ・荷物の積み下ろし・長時間の停車」のときだけです。

A/Cの12%は、経産省データでは「外気温と同じ25℃に設定してもA/C ONだと約12%悪化」というケースを指してます。要するにA/Cの冷却・除湿の負荷で燃費が落ちるって話。冬の暖房自体は基本エンジン熱を使うので、A/Cを切れば燃費にほぼ影響しません。ただ除湿のためにA/Cが入ってる状態だと負荷は同じように効くので、冬でも「窓が曇らない時はA/C切る」が正解。

荷物は意外と忘れがち。僕のジムニーは普段からアウトドアグッズが結構積んであるんですけど、改めて見たらあれ、これ最後に使ったのいつだっけ…ってのが何個も出てきました。降ろすだけでタダで燃費が良くなるので、月1ぐらいで荷物を見直すのおすすめです。

まとめ

  • ふんわりアクセル「e スタート」だけで約10%燃費改善(最初の5秒で時速20km)
  • 車間距離をとって加減速を減らす(市街地で約2%、郊外で約6%)+早めのアクセルオフ(約2%)
  • A/C ONで約12%悪化する条件あり。冬は除湿目的のA/Cも切れる時は切る
  • 10分のアイドリングで約130ccのガソリンを消費
  • 100kg余分な荷物で約3%燃費悪化

エンジンブレーキの話はエンジンブレーキの使い方と仕組み、タイヤの溝関連はタイヤの溝、何ミリでアウト?でも書いたので、合わせてどうぞ。

ここからはまにあ編バナー

まにあ編|燃費を良くする運転テクニック、もうちょっと深く

もうちょっと深く掘っていきます。

フューエルカットを意識した燃費走法

エンジンブレーキ使ってる時、実は燃料供給が一時的にゼロになってるって知ってましたか?これがフューエルカット。最近の車は、走行中にアクセルを離して一定回転数以上で回ってる時、燃料の供給を止める仕組みが入ってます。エンジンはタイヤ側から回されてるので、ガソリンを使わずに惰性で進める状態。

これを意識的に使うと燃費がそこそこ伸びます。

具体的なやり方はこんな感じ。

  • 信号や下り坂で「止まる・減速する」が見えたら、早めにアクセルオフ
  • ギアはDのまま(Nに入れるとアイドリング状態に戻って意味がなくなる)
  • AT/CVTでも自動でフューエルカットが働く

下り坂でNにする人がたまにいますけど、警察庁の「交通の方法に関する教則」でも、下り坂は低速ギアを使ってエンジンブレーキを活用するよう示されてます。N走行はエンジンブレーキが効かず危険ですし、燃費的にも逆効果。そりゃそうだ、エンジン回すのにガソリン使ってるんだから。

詳しくはエンジンブレーキの記事に書いたので、合わせて読んでもらえると理解が早いです。

エンジンブレーキの使い方と仕組み

タイヤ空気圧が燃費に与える影響

これは知ってる人と知らない人で差がデカいやつ。

空気圧が50kPa(0.5kg/cm²)低下するだけで、市街地で約2.5%、郊外で約4.3%燃費が悪化するというデータが、経産省の資料に載ってます。タイヤがペタッとつぶれて転がり抵抗が増える分、エンジンが余計に頑張る感じ。

しかも空気圧って、何もしなくても1か月で5%程度自然に低下するとされてます。指定空気圧が240kPaなら1か月で約12kPaなので、半年前にチェックしたきりだと、もう数十kPa下がってる可能性ある。

月1チェックがおすすめ。ガソリンスタンドで「空気圧見てください」って言えば無料でやってくれるところが多いです。

ちなみになんですがー、メーカー指定の空気圧(運転席ドアに貼ってあるシールに書いてある)が基準。これより少し高め(10〜20kPa)で入れる方が燃費に有利と言われてますが、乗り心地が硬くなる・偏摩耗のリスクもあるので、メーカー指定範囲内で調整してください。

タイヤの溝や寿命の話は別記事にまとめてます。

タイヤの溝、何ミリでアウト?交換時期の見分け方

空気抵抗と車重を減らして燃費を稼ぐ

最後はマニアックな話。

空気抵抗は速度の二乗に比例するので、高速道路だと一気に効きます。具体的にはこんな項目。

項目 燃費への影響
ルーフキャリア・ルーフボックス装着 高速で燃費悪化(傾向)
窓を開けて高速走行(80km/h以上) A/C ONより悪化する場合あり
ホイールインチアップ(太いタイヤ) 転がり抵抗・重量増で燃費悪化(傾向)

特にルーフキャリアは使わない時に下ろすだけで結構変わります。アウトドア好きで「めんどいから付けっぱ」って人、年間で考えるとそこそこ損してるかも。

窓開けvs A/Cは諸説あって、60km/h以下なら窓開けが有利、80km/h超えるとA/Cの方が燃費いい、という傾向のデータが多いです。理由はシンプルで、窓を開けると車体の空気の流れが乱れて抵抗が増えるから。

タイヤサイズも地味に効きます。インチアップで太いタイヤ履くと見た目はかっこいいんですけど、転がり抵抗が増えるので燃費は確実に悪化する。かっこよさは取るか、財布を取るか。悩ましいところ。

僕のスイスポは純正サイズのまま乗ってますけど、これも「燃費とのバランス」って気持ちがちょっとあります。

参考にしたサイト

それでは、今日もいい道を。

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