赤枠ナンバープレートって何者?|街で見かける”赤い線”入りナンバーの正体

車の豆知識

くるまにあ通信管理人のタケです。

街で車を見てて、たまーにナンバープレートに赤い線が入ってるやつ、見たことありません?

斜めにピッて赤線が入ってたり、プレートの周りがまるっと赤枠で囲まれてたり。

僕、最初に見たときなにこれ、改造?違反車?って思ったんですよ。まーじで。でも調べたら、あれちゃんとした正規のナンバープレートで、しかも赤線のパターンによって全然意味が違うんです。

今回は、あの赤枠・赤斜線ナンバーの正体と、普通のドライバーでも借りられる「仮ナンバー」の借り方まで全部まとめてみました。

🚗 赤枠ナンバープレートには2種類ある

先に言っちゃうと、赤が入ってるナンバープレートは、大きく分けて2種類あります。

種類 見た目 正式名称 使う人
仮ナンバー 白地に赤い斜線が1本 自動車臨時運行許可番号標 普通のドライバーも借りられる
ディーラーナンバー 白地を赤い枠で囲み 回送運行許可番号標 販売・製作・陸送・特定整備業者など

ちなみになんですがー、この2つはぱっと見ると似てるんですけど、赤い線の入り方が全然違います。斜めに1本入ってたら仮ナンバー、プレートの周りを四角く囲んでたらディーラーナンバー。

で、僕たちみたいな普通のドライバーでも関係するのは仮ナンバー(赤斜線)のほう。こっちから順番に解説していきます。

仮ナンバー(赤斜線)って何のために使うの?

仮ナンバーは、車検が切れてる車を一時的に公道で動かすためのナンバーです。

車検切れの車って本来は公道を走れないんですけど、「じゃあどうやって車検場まで持っていくの?」って話になりますよね。レッカーで運ぶ手もあるけど、お金かかるし面倒くさい。

そこで、「車検場までの移動とか、整備工場までの回送とか、そういう限定的な目的なら一時的にナンバー貸すよ」っていう制度があるんです。それが仮ナンバー(自動車臨時運行許可番号標)。

使える目的は基本的に、車検を受けに行くための移動、未登録車の新規検査・登録のための移動、修理や整備のための回送、抹消手続きのための移動。こういう検査・登録・整備に関わる用途だけです。ドライブで使ったり、買い物に行ったりはNG。まーじでダメ。バレたらけっこう重い罰則があります(後で書きます)。

仮ナンバーの借り方|市役所で申請する手順

仮ナンバーはお住まいの市区町村の役所で借りられます。陸運局じゃないので注意。

必要なものと費用はこんな感じ:

項目 内容
申請場所 市区町村の役所(税務課や市民課など)
手数料 750円くらい(自治体で微妙に違う)
必要書類 車検証・自賠責保険証・本人確認書類
有効期間 必要最少日数で上限5日間(同一市内なら1日など)
返却 期限後5日以内に役所へ返す

ポイントは自賠責保険が生きてること。これが切れてると借りられません。自賠責は車検とは別で、切れたまま走ると仮ナンバー以前に無保険運行で一発アウトなので、まず自賠責の期限を確認してから役所に行く感じです。

あと、申請は基本的に当日受付・当日交付。朝イチで役所に行けば、その日のうちに車検場まで運べます。

仮ナンバーを目的外で使うとどうなる?罰則が重い

ここ、ほーんとに気をつけてほしいところ。

仮ナンバーで「ちょっとドライブ」とか「買い物ついでに」とかやると、6か月以下の拘禁刑または30万円以下の罰金。道路運送車両法という法律で決まってます(2025年6月施行の刑法改正で「懲役」から「拘禁刑」に表記が変わりました)。

さらに、うわ、知らなかったってレベルで怖いのがもうひとつ。車検切れの車で仮ナンバーを借りずに走ると無車検運行になって、違反点数6点が加算され、行政処分の対象。前歴がなくても30日の免停が出ることが多いです。

仮ナンバー制度は、あくまで「車検場や整備工場までの片道切符」。目的地以外に寄り道するだけでアウトになるので、まーじで目的外の使用はやめましょう。

ここまでのまとめ

  • 赤い斜線が入ったナンバー=仮ナンバー(臨時運行許可番号標)
  • 借りる場所は市区町村の役所、手数料は750円くらい
  • 必要なのは車検証・自賠責保険証・本人確認書類
  • 有効期間は必要最少日数で上限5日、使える目的は車検・新規検査・修理・登録・抹消のみ
  • 目的外で使うと6か月以下の拘禁刑または30万円以下の罰金

ナンバープレートってひらがなや数字にも全部意味があって、調べれば調べるほど沼なんですよね。詳しくは別記事で書きました。

ナンバープレートの数字・ひらがな・色の意味はこっち → ナンバープレートの意味|全部に意味があるって知ってた?

ここからはまにあ編バナー

まにあ編|もう一つの赤枠「ディーラーナンバー」の話

前半で軽く触れた、もうひとつの赤ナンバー「ディーラーナンバー(回送運行許可番号標)」の話。こっちは普通のドライバーは絶対に借りられないやつなんですが、知ってると街で見かけたときにあっ、あれがそうかってなる系のやつです。

ディーラーナンバーはなぜ赤枠囲み?

ディーラーナンバーは、自動車の販売業者・製作業者・陸送業者・特定整備業者などが、新車・中古車を展示場から別の場所に運ぶために使うナンバーです。

例えばですが、新車がメーカー工場から販売店に陸送されるとき、販売店から別の販売店に車両を移すとき、展示車をイベント会場まで運ぶとき。こういう「業務としての車両回送」のために借りるナンバー。

仮ナンバーが「斜め1本線」なのに対して、ディーラーナンバーはプレートの外周をぐるっと赤い枠で囲んでるのが特徴。この違いで、警察や通行人からも一瞬であ、臨時ナンバーだなってわかるようになってます。

仮ナンバーとディーラーナンバーの違いを整理

項目 仮ナンバー(赤斜線) ディーラーナンバー(赤枠)
正式名称 臨時運行許可 回送運行許可
借りる人 誰でも(個人OK) 販売・製作・陸送・特定整備業者など
手続き先 市区町村役場 運輸支局
有効期間 最大5日 1年(更新可)
使える車 1回につき1台 許可された台数分
目的 車検・修理・登録 業務としての車両回送

一番の違いは有効期間。仮ナンバーは最大5日で返却しなきゃいけないのに対して、ディーラーナンバーは1年ごとに更新しながら長期で使えるので、業者が使い回すやつなんです。

実は他にもあるレアナンバー

ちなみになんですがー、ナンバープレートには他にもめっちゃレアな種類があるって知ってました?

種類 見た目 使う人
外交官ナンバー 青地に白文字 大使館員・外交官
在日米軍ナンバー Y・Eなどのアルファベット入り 在日米軍関係者

特に外交官ナンバーの青は、東京とかの大使館エリアだとたまに見かけるので、今度街で車を見るときにチェックしてみてください。まーじで色が全然違うので一発でわかります。

あと、豆知識として皇室の御料車の話も。宮内庁の公式説明によると、天皇陛下が乗られる御料車には「皇」で始まる独自ナンバーの車普通に品川ナンバーがついた車の2種類があります。儀式のときに使われる特別な車が「皇ナンバー」で、日常の移動に使われる車は一般の品川ナンバー、という使い分けになってるらしいです。街で見る機会はまあ、ほぼないと思いますが。

ナンバーは見れば見るほど愛着が湧く説

ここまで赤枠・赤斜線・外交官・御料車と色々紹介してきましたが、正直ナンバープレートって知れば知るほど自分の車のナンバーが気になってくるんですよね。

自分のナンバー、何か意味あるのかな
4桁の数字、もっと良いの選べばよかったかな
てか希望ナンバーってどうやって取るんだろ

って感じで、どんどん沼にハマります。

僕も実はスイスポのナンバーを木のキーホルダーにしてもらったんですが、作ってもらった瞬間にうわ、自分のナンバーってこんなにかっこよかったんだってなって、一気に愛着がバグりました。普段は気にもしてなかった4桁が、急に「僕の数字」に見えてくる感じ。

実物の写真とか、注文したときの話は別記事でレビューしてます。

自分の車のナンバーがキーホルダーになるやつを買ってみた → 木製ナンバープレートキーホルダーを買ってみた

それと、希望ナンバーの取り方と語呂合わせの記事もあるので、「せっかくなら良い番号にしたい」って人はこっちもどうぞ。

参考サイト:

それでは、今日もいい道を。

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