オイル交換を自分でやる方法|手順・道具・費用を比較してみた

車の豆知識

くるまにあ通信管理人のタケです。

車乗りたてのころ、ガソリンスタンドで「オイル交換どうですか?」って声かけられたこと、ありません?

僕はあります。しかも何回も。

で、正直あのとき思ってたのがいや、それ営業でしょ…ってこと。結局よくわからないまま放置してた時期がけっこうあって、今思うとまあまあヤバかった。

エンジンオイルって、よく「車の血液」って言われるんですけど、まあまあ合ってると思う。交換しないとエンジンの中がどんどん汚れていって、最悪エンジンが焼きつく。

今回は「自分でオイル交換してみたいけど、実際どうなの?」っていう人向けに、手順・道具・費用をまとめてみました。店に頼むのとどっちが得なのかも比較してます。

🔧 オイル交換に必要な道具と費用

まずは道具。オイルの抜き方には「上抜き」と「下抜き」の2種類があるんですがー、どっちを選ぶかで必要な道具が変わります(違いは次のセクションで)。

共通で必要なもの:

道具 価格の目安 メモ
エンジンオイル(4L) 2,000〜5,000円 車種で粘度が違う
オイルジョッキ 500〜1,000円 新しいオイルを注ぐ用
廃油処理パック 300〜500円 古いオイルを吸わせて可燃ごみへ(自治体ルールを確認)
耐油手袋 300〜500円 オイルまみれ防止

下抜きの場合に追加で必要:

道具 価格の目安 メモ
フロアジャッキ 3,000〜8,000円 車体を持ち上げる
ジャッキスタンド(2台) 2,000〜5,000円 安全のため必須
メガネレンチ 500〜1,500円 ドレンボルト用
トルクレンチ 2,000〜5,000円 締めすぎ防止
ドレンワッシャー 100〜300円 毎回交換が基本

上抜きの場合は、オイルチェンジャー(手動・3,000〜6,000円)があれば、ジャッキもレンチも不要です。

初期投資は下抜きだと合計15,000〜25,000円くらい。上抜きなら7,000〜13,000円くらい。「え、けっこうかかるな…」って思いますよね。2回目以降はオイル代+廃油パックだけなので安くなります。

オイル交換の上抜きと下抜き、どっちがいい?

比較項目 上抜き 下抜き
やり方 ゲージの穴からポンプで吸い出す 車の下からボルトを外して出す
難易度 簡単 やや難しい
ジャッキアップ 不要 必要
抜ける量 やや少ない場合あり しっかり抜ける
対応車種 一部できない車種あり ほぼ全車種OK
初期費用 安め 高め

初めて自分でやるなら、上抜きのほうがハードルは低いです。ジャッキアップしなくていいので安全面でも安心。ただし車種によってはゲージの穴にホースが入らないことがあるので、自分の車が対応してるかは事前に確認してください。

🛠 オイル交換の手順|下抜き7ステップ

店でもDIYでも主流なのは下抜き。手順をまとめます。

手順 やること 注意点
1 エンジンを5分暖機→少し冷ます 温めて抜けやすくする。直後は熱いので5〜10分冷ましてから作業
2 ジャッキアップ+スタンド設置 平坦な場所で。スタンドなしは絶対NG
3 オイルキャップを緩める ボンネット側。空気の通り道を作る
4 ドレンボルトを外してオイルを抜く 廃油パックで受ける。オイルが熱いので耐油手袋必須
5 ドレンワッシャーを新品に交換 再利用するとオイル漏れの原因に
6 ドレンボルトを締める トルクレンチで規定トルクに
7 新しいオイルを規定量入れる ゲージのLとHの間になればOK

作業時間は慣れれば30分くらい。初めてだと1時間は見ておいたほうがいいです。

💰 オイル交換はDIYと店、どっちが安い?年間で比較

ここが一番気になるところですよね。年2回交換する前提で比較してみます。

項目 DIY(下抜き) カー用品店
オイル代(1回) 約3,000円 約3,000円
工賃(1回) 0円 550〜1,100円
廃油パック(1回) 約400円 0円
ワッシャー代(1回) 約200円 0円
年間合計(2回) 約7,200円 約7,100〜8,200円
初年度は道具代追加 +15,000〜25,000円 なし

ぶっちゃけ、費用だけ見たらそんなに差がない。

年間でほぼ変わらないし、初年度は道具代で完全に赤字。「安くしたいからDIY」というよりは、「自分の車を自分で触りたい」っていう楽しさでやるものだと思ってます。

逆にコスパ重視なら、イエローハットの会員カード作れば工賃無料になるので、店に頼むほうが合理的。

まとめ

  • DIYオイル交換の初期投資は下抜きで15,000〜25,000円、上抜きで7,000〜13,000円
  • 初めてなら上抜きのほうが簡単で安全
  • 費用だけなら店とほぼ変わらない。楽しさ・愛着で選ぶもの
  • コスパ重視ならカー用品店の会員カードが最強

足回りから変な音がする人はこっちも → 足回りの異音の原因と修理費用

ここからはまにあ編バナー

まにあ編|オイル交換、もうちょっと深く知りたい人へ

もうちょっと深く掘っていきます。

5W-30ってなに?オイルの粘度表示の読み方

オイルのパッケージに書いてある「5W-30」とか「0W-20」、あれ暗号みたいですよね。

ちなみになんですがー、実はめっちゃシンプルで、左の数字が「寒さに強いか」、右の数字が「高温でどれだけ粘るか」を表してます。

表示 意味
左の数字(例:5W) Wはwinter。数字が小さいほど寒い日でもサラサラ動く
右の数字(例:30) 数字が大きいほど高温でも油膜が切れにくい

最近のエコカーは「0W-20」が主流。燃費を良くするためにサラサラのオイルを使ってます。スポーツカーやターボ車は「5W-30」「5W-40」など、高温に強いオイルが指定されてることが多い。

大事なのは取扱説明書に書いてある粘度を使うこと。「高いオイルのほうがいいでしょ」で硬いオイルを入れると、逆にエンジンに負担がかかることがあります。

交換サイクルの真実|メーカーとカー用品店で全然違う

ここ、ほーんとに知っておいてほしい話。

カー用品店やガソリンスタンドで「3,000〜5,000kmで交換しましょう」って言われたことありません?僕も昔はそれを信じてました。

でもメーカーの取扱説明書を見ると、推奨交換時期はこうなってます。

車種 通常使用 シビアコンディション
普通車(ガソリン) 15,000km or 1年 7,500km or 6ヶ月
軽自動車 10,000km or 6ヶ月 5,000km or 3ヶ月
ターボ車 10,000km or 6ヶ月 5,000km or 3ヶ月
軽ターボ 5,000km or 6ヶ月 2,500km or 3ヶ月

出典:JAF「エンジンオイルの交換時期は、どのように判断するのですか?」

普通車なら15,000kmまたは1年に1回。カー用品店の「3,000〜5,000km」とはだいぶ開きがある。

じゃあガソスタの「そろそろオイル交換どうですか?」は営業だったのか。

まあ…半分はそう。半分は本当に心配してくれてる場合もある。ただ、3,000kmで交換してたら年に3〜4回やることになるので、お金も時間もけっこうかかる。

僕の結論としては、通常使用なら取扱説明書の推奨サイクルで十分。ただし「シビアコンディション」に該当する人(渋滞が多い通勤・短距離の繰り返し・山道が多い)は、上の表の右列の数値を目安にしてください。

やらかしがちな失敗3つ

最後に、DIYオイル交換でありがちな失敗をまとめます。

失敗 何が起きるか 防ぎ方
ドレンボルトの締めすぎ ネジ山が潰れて修理費が高額に トルクレンチで規定値に
オイルの入れすぎ 白煙が出る・エンジンに負担 ゲージのL〜Hの間で止める
ドレンワッシャーの再利用 じわじわオイル漏れ 毎回新品に交換する

特にドレンボルトの締めすぎは、力に自信がある人ほどやりがち。オイルパンのネジ山が潰れるとパン自体を交換する羽目になって、修理費が数万円コースになります。まーじでトルクレンチは買ったほうがいい。

参考サイト:

それでは、今日もいい道を。

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